最高位(いとたかき)律法付与者
「 律法を定め、さばきを行なう方は、ただひとりであり、その方は救うことも滅ぼすこともできます。」(ヤコブの手紙4章12節)存在するすべての物の創造者である全能の神は、唯一の最高位(いとたかき)律法付与者です。 この地球上の国家にはそれぞれ、その国の法律付与者と法律制作者がいます。しかしこれらの小さい、人間の法律付与者のはるかに優って、宇宙の唯一の最高位(いとたかき)律法付与者、全能の神がおられます。 この全能の神はご自身の聖書の中でご自身の律法を私達に与えてくださいました。 神の律法のすべては良いもので、正しく、正直なものです。神の聖書の中には実に誤りが全くありません。それゆえに、私たち、創造された人間はそれぞれ、自分たちの創造者の律法に大いに従うべきです。なぜなら、神は、ご自分に従う民を救い、ご自分に従わない民を滅ぼされるからです。 この生涯を通して、他の何よりも、あなたがしなければならない唯一最も重要なことは、あなたをお創りになられた創造者である神に従うことです。 どうぞ、今すぐこの方を呼び求めて、こう頼んでください。『あなたに従うように私を助けてください。』と。 あなたが永遠に幸福になるかは、あなたが自分の創造者に従うかにかかっています。
「全能の神さま、 どうか、あなたに従う心を私に与えてください 。 どうか、私の心といのちの中に入ってください。あなたのご聖霊に敵対する障害のすべてを取り壊してください。私のために代わって戦ってください;悪魔に対して、罪に対して、自分かってな意志に対して、および私の反抗する性質に対して。そして私の心と生活に神に従う者の勝利を与えてください。
どうか、私の心を、あなたに完全に従う心に変えてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
ヤコブの手紙4章12節に、「できます」とあります。この二つの非常に重要な言葉に良く注意してください。 唯一の真の神さまは全能で(すべての力に満つ )、全知(すべてを知る)、遍在(同時にあらゆる所に存在する)なさる神さまです。神は、この地上の全生涯の間、あなたが考えることすべて、話す言葉のすべて、行動のすべてを詳細に記録をしておられます。
あなたの地上の生涯が終わると、全能の神はあなたを最後の審判の座に連れてこられます、そしてあなたがこの地上で送った人生をお裁きになられます。神の公正でかつ聖なる審判から脱出できる人はだれ一人いません。あなたは全能の神の審判の法廷に向かってまっすぐに行かなければなりません。 そこでは予約することすらできません。 今あなたがしなければならないただ一つの事は、審判をなさる全能の神に会う準備することです。 今生きている間に、神に従順に従うことが、審判をなさる神に会う準備をする方法なのです。
「全能の神さま、審判の時にあなたに会う準備を今しなければならないことを、どうか私に教えてください。あなたに真心から従うことを私に教えてください。私の反抗する心を変えて、あなたに完全に従う願いを持つことを自ら進んでする心を私の中に創造してください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
私たちはこの地球上に住んでいるので、慎みのある正直な人たちが法律付与者らと法律執行者らが公正な法律を定めて、適切にその法律を執行することができなかった明らかな失敗に対して、よく両手を振り上げ、絶望してため息をつくことがあります。現在、そのような無法が世界中のあらゆる国家にはびこっています、そして、それは、「善を愛し、悪を憎む」人々にはたいへん悲しむべきことです。
それゆえ、神は、私達クリスチャンたちにこれらの慰めと希望の言葉を与えてくださいます。
「苦しめられているあなたがたには、私たちとともに、報いとして安息を与えてくださることは、神にとって正しいことなのです。そのことは、主イエスが、炎の中に、力ある御使いたちを従えて天から現われるときに起こります。そのとき主は、神を知らない人々や、私たちの主イエスの福音に従わない人々に報復されます。そのような人々は、主の御顔の前とその御力の栄光から退けられて、永遠の滅びの刑罰を受けるのです。」(IIテサロニケ人への手紙第1章7-10節)救うことも滅ぼすこともできる力をすべてお持ちの全能の神は、神を知ろうとせず、私たちの主イエス・キリストの福音に従おうとしない被造物であるすべての人間を永遠の破壊で滅ぼすために、この邪悪で、罪に溢(あふ)れた世界にもうすぐ帰って来られることになっています。 どのような反逆者でも神から逃げることはできません。神の律法を拒絶した人、破った人はすべて、地獄と呼ばれた火の池で永遠に滅ぼされるために追放されるのです。
この事実は、確実で絶対です。あなたがしなければならない唯一最も重要なことは、この永遠の滅びから救われることです。 あなたは終わりが絶対ない地獄の火による永遠に苦しみを受けたくないでしょう。 どうぞ、『私を救ってください。』と、今すぐ全能の神を呼び求めてください。
「全能の神さま、私はあなたのもとに参ります。あなたの助けを、あなたに永遠の救いを求めます。
どうか、救いの道を私に教えてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
神は、燃え盛る火の中にある地球にもうすぐ来られることになっています、そして神を知らない民に報復をなさいます。
神は一つの手段を私達に与えてくださいました。この手段によって私たちは神を良く知ることができるのです。その手段が神の聖なる書物、聖書です。 聖書の中にあるすべての言葉は神の真実です。(1611年欽定訳版聖書)の聖書には偽りも、欺きも、誤りも全くありません。ですからあなたは聖書を読まなければなりません。
さらに読んでおられる間、唯一の真の神にいつも祈って下さい。このまことの神がこの聖書をお書きになられたのですから、そのみことばの意味をあなたに教えて下さいます。もし聖書をお持ちでなければ、「私に一冊ください。」と、神に祈ってください。もし「聖書をください。」と、私たちにお手紙を書いてくださいますと、できる限り、あなたに無料で聖書を一冊お送りします。
「神は…いま、どこででもすべての人に『悔い改めよ』と命じておられます。」
私たち被造物である人間に直接関係のある神のご命令のすべては、神ご自身の聖書の中に書かれています。 聖書が私たちに明らかにしておられるもうひとつ重要なことは、ひとり残らずすべての人が神の律法に従わなかったので、それによって、神に敵対して罪を犯し続けてきたということです。「すべての人は、罪を犯したので神の栄光に達せず、」(ローマ人への手紙3:23)
それゆえ、私たちはどのようにしたら、神はご自身に従わない者たちに取られる破壊的報復から救いを受けることができるのでしょうか?哀れみに富み、恵み豊かな神は私たちのために悔い改めを用意しておられます。しかもこの悔い改めを通して、神は、悔い改める者たちのために許しと救いを用意しておられます。したがって、だれでも神に従う時にとるべき最初の一歩は悔い改めよ、との神のご命令に従うことです。 今まであなたは、神があなたに何を要求しておられるかを知らなかったかも知れません。ですから、神が聖書の中で悔い改めについて何と語っておられるのかを良く注意して読んでください。「神は、そのような無知の時代を見過ごしておられましたが、今は、どこででもすべての人に悔い改めを命じておられます。」(使徒の働き17:30)
「全能の神さま、あなたについての、また、あなたの聖書のみ言葉についての無知から私を救ってください。 今、あなたに私の心を完全に開きますので、私が、あなたについて知らなければならないことをすべて私に教えてください。どうか、神への本当の悔い改めについて私に教えてください。 どうか、私の心の中にお入りください、そして私の心の中に本当の悔い改めを引き起こすために、恵みを与え、哀れみを満たしてお働きください。 どうか、私があなたのこの命令に従うことができるように、また本当に悔い改めることができるように、あなたのご聖霊によって私の心の中でお働きください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「私たちの養育係(教師)」
「こうして、律法は私たちをキリストへ導くための私たちの養育係となりました。私たちが信仰によって義と認められるためなのです。」(ガラテヤ人への手紙3章24節) 私たち律法違反者のだれもが全能の神、私たちの最高位(いと高き)律法付与者の御前に義(ぎ)とされて立つ方法が一つだけあります。
それは、自分の罪の裁きから自分自身を救うために自分の罪を悔い改めて、キリストを信じることによってです。
神がご自身の律法を私たちにお与えなられる際に、持っておられた一つの目的は、律法が私たちを導いて、救いと義認などのために私たちをキリストに導くための私たちの養育係(私たちの教師かつ私たちの導き手)になることでした。
もしあなたが神の律法を知らないならば、それは、なぜあなたが自分を謙(へりくだ)らせ、神に悔い改めなければならないか、について全く理解できないままになります。
聖書の全体を通して、多くの律法と命令が神によって私たちに与えられています。「十戒」は私たちのために与えられた神の律法の基本的な骨組みです。
それでは、今からどうぞこの十戒の一つずつを見てください。
十戒はあなたをキリストに連れてくるための教師(養育係)にさせる目的を持っています。どうぞ、あなたの心を神のご聖霊に開いてください。このご聖霊は、どのようにあなたが神の十戒を一つ残らずすべてを破ったかを、あなたに教えてくださいます。
「天のお父さま、私は、今あなたに私の心を完全に開きます。あなたのご聖霊さまがあなたの十戒を私に教えてください。私にあなたのこれらの戒めに対して私が犯したすべての罪を示してください。どうか、私があなたの律法に反逆したのだ、と私の心にその罪を悟らせてください。 アーメン。」
「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。」(出エジプト記20章30節)私たち律法違反者はすべて、私たちの創造者である神を愛する以上にある人(あるいは人たち)をまたはある物(あるいはいくつかの物)を愛したことによってこの戒めを破りました。
したがって、私たちはそれぞれ、神に対して邪悪な反逆を行ったのですから、神に悔い改めなければなりません。
「全能の神さま、どうぞ、あなたのこの最初の戒めに対して犯した私の罪をすべて示してください。それらの罪を本当に悔い改めますように私を助けてください。 どうぞ、私に、今あなたの御前に置いているものを一つ残らずすべてを示してください。 それらの物を私が拝む神々に供える事を止めるように私を助けてください。 私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造ってはならない。それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施すからである。」(出エジプト記20章4-6節)ある存在する物の偶像を刻んで、さらに、それにひれ伏し、神として拝んだ事はないかも知れませんが、この戒めはまた、諸々の天に在る物や、地上に在る物、水中に在る物のどんな物でもそれに似た物を私たちが造ることを禁じています。これには写真も映画も含むでしょう。これらは私たちを魅惑して、私たちの心を神から盗み、私たちの創造者なる神よりもさらになお慕われる傾向がありますから。これが真実であることをあなたが知るように神に示していただきましょう。
「主なる神さま、 どうぞ、私があなたのご命令について間違ってしていることをすべて私にはっきりと示してください。 どのように私がこの律法を破っているかを私に示してください。その罪を悔い改めて、捨てるように私を助けてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。主は、御名をみだりに唱える者を、罰せずにはおかない。」
(出エジプト記20章7節)神の高く、聖なるお名前は呪われてはならないし、冒涜されてもなりません。神の偉大なお名前はことわざのように使われてはなりません。思いつきでも、からかいでも、冗談でも絶対に話されてはなりません。そう行うことはこの第二の命令を破ることになるのです。
そして、私たちの創造者なる神の高く、気高いお名前に対して、そう行ったことによって私達のすべてが罪を犯しています。
「全能の神さま、 どうか、私がどのように無駄にあなたのお名前を使ってきたかを私に示してください。それを悔い改めて、それを行うことを止めるように私を助けてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。六日間、働いて、あなたのすべての仕事をしなければならない。しかし七日目は、あなたの神、主の安息である。あなたはどんな仕事もしてはならない。――あなたも、あなたの息子、娘、それにあなたの男奴隷や女奴隷、家畜、また、あなたの町囲みの中にいる在留異国人も。―― それは主が六日のうちに、天と地と海、またそれらの中にいるすべてのものを造り、七日目に休まれたからである。それゆえ、主は安息日を祝福し、これを聖なるものと宣言された。」(出エジプト記20章8-11節)私たちはそれぞれ、時々、神の毎週の安息日を適切に守ることができなかったのですから、それによって神のこの命令を破ってきました。
「全能の神さま、どうか、私にあなたのこのご命令に関する私の悪事を示してください、今からそれについて正しく行うように私を助けてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「あなたの父と母を敬え。あなたの神、主が与えようとしておられる地で、あなたの齢が長くなるためである。」
(出エジプト記20章12節)
「全能の神さま、 どうぞ、あなたが私にくださいました地上の父と母 を私が尊敬しなかった道を私に示してください 。どうぞ、あなたが私に行うように命じてくださいました方法で、私の父と母 を尊敬しますように今から私を助けてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「しかし、わたしはあなたがたに言います。兄弟に向かって腹を立てる者は、だれでもさばきを受けなければなりません。兄弟に向かって『能なし。』と言うような者は、最高議会に引き渡されます。また、『ばか者。』と言うような者は燃えるゲヘナ(地獄)に投げ込まれます。」(マタイによる福音書5章21−22節)
他の人たちへの憎しみと他の人たちへの他の人たちへの根拠がない怒りは、この命令を破る罪です。
「 主なる神さま、どうぞ、私がこのご命令に対して犯した罪を私に示してください。私がそれらの罪を悔い改めて、捨てますように助けてください。 私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「姦淫してはならない。」(出エジプト記20章14節)キリストは、さらに詳しくこの罪を説明してくださいました。「『姦淫してはならない。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。だれでも情欲をいだいて女を見る者は、すでに心の中で姦淫を犯したのです。」(マタイによる福音書5章27-28節)肉体の行為だけが、私たちを律法の違反者とする唯一の罪ではありません。ここでは、キリストは、特に欲情するために女性を見ることが、すでに心の中で姦淫した、と警告なさいます。
「全能の神さま、考えにおいても行為においても、あなたに対して私の犯した不道徳のすべての罪を、どうぞ、私に明らかにしてください。 どうぞ、私がそれらを悔い改めて、捨てるように助けてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「盗んではならない。」(出エジプト記20章15節)
「主なる神さま、私は、これまでの人生で、自分の物でないものを不正に取ったのですから、「盗むな」というあなたの命令破ったことを認めます。どうぞ、この罪を心から悔い改めるように私を助けてください。私が盗んだ物のために賠償することについて、どうぞ、私を導いてください。 私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。」(出エジプト記20章16節)
「全能の神さま、これまでの生涯で、偽ったことによってこの命令を破ったのはどこまでなのかをどうぞ、私に明らかにしてください 。
どうぞ、すべての偽りと虚言、欺きを心から悔い改めるように私を助けてください。どうぞ、私の言葉と行ないのすべてにおいて、正直で、正しくあるように私を助けてください。 私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「あなたの隣人の家を欲しがってはならない。すなわち隣人の妻、あるいは、その男奴隷、女奴隷、牛、ろば、すべてあなたの隣人のものを、欲しがってはならない。」(出エジプト記20章17節)
「主なる神さま、どうぞ、私の全生涯で、私のものでない、いろいろ貪ったことのある限りをすべて、私に明らかに示してくださるために聖霊さまを送ってください。 あなたのこの命令を破ったことを心から悔い改めるように私を助けてください。 今からこの命令に従うように私を助けてください。 私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
私は十の命令(十戒)をここまで順に挙げてきました。それは、あなたがその一つ一つを真剣に考えることができるためです。さらに、あなたが神のご聖霊に心を開くことによって、あなたの良心と心に入って、 あなたが全生涯を通して、私たちの最高位(いと高き)律法付与者とその律法に、どんなにか反逆した律法違反者であり無法者であったかをあなたに明らかに示してくださいます。 あなたの創り主なる神に、あなたを滅びではなく、救っていただくために、これを読まれるとき真剣になってください。私たち被造物である人間はすべて、私たちの肉の思いが認めるよりもずっと極度に罪でいっぱいです。したがって、私たちが極度に罪深いかを自分たちに鏡のようにはっきりと示すために、神の聖なる律法を自分たちに提示することは、私たち一人一人にとって絶対に必要なことです。あえて、私たちの律法付与者の律法を無視しようとしないでください。あえて、それから逃げようとしないでください。
しかし、あなたの罪深い存在に向けて、その神聖な律法の鏡を持って、あなたがまさにどんなに罪深くて邪悪であるかをその鏡に示させてください。律法に、主イエス・キリストの中にある救いへとあなたを導く教師になっていただいてください。
「全能の神さま、 どうぞ、あなたの律法から逃げないように私を救ってください 。 神さまの聖なる律法を見つめることは私たち罪深い被造物にとっては非常に恐ろしいことです。ですから、それを無視しないように、それから逃げないように私たちを救ってください。あなたの律法に、キリストにある救いへ、私を導く教師となっていただくために、あなたの律法のもとに来て、捧げる代わりに、あなたの律法から逃げたので、あなたが永遠の地獄で私を滅ぼしてしまわれることがはるかに恐ろしいことだと、十分に気づくように私を助けてください。そのためにあなたの律法に私の心を完全に開いて、あなたに対してどんなにひどく罪を犯したのかを、私の心にその罪を悟るように助けてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「心は何よりも欺くもの、邪悪で直らない。だれが、それを知ることができよう。」(エレミヤ書17章9節)それは私の心について話しています。 それはあなたの心について話しています。 それはこの地球上のあらゆるの人間の心について話しています。 永遠の破滅から救われるために、多くの罪のことであなたの創り主なる神に悔い改める必要はないと考えるようにと、あなたの心に、あなたを欺かせてはなりません。「では、この良いものが、私に死をもたらしたのでしょうか。絶対にそんなことはありません。それはむしろ、罪なのです。罪は、この良いもので私に死をもたらすことによって、罪として明らかにされ、戒めによって、極度に罪深いものとなりました。
私たちは、律法が霊的なものであることを知っています。しかし、私は罪ある人間であり、売られて罪の下にある者です。」
(ローマ人への手紙7:13-14)現在、最高位(いと高き)律法付与者は、罪人たちの反抗したための処罰として、地獄で永遠の死をもって反抗する罪人たちのすべてを破滅させると、お定めになられたので、罪は、あなたの中に死の働きをしているのです。悲しいことに、失われた罪人の多くは、この地上の人生が終わると、自分たちを待つのが、永遠の破滅であることを気づいていません。それは、彼らが神の律法を知らないからであり、 彼らが神の律法を破ったことに気がついていないからです。さらに、自分たちの創り主に対して罪深い反抗をしたことによる処罰であると、何と恐ろしく、決して終わりのない苦痛を神が定められたのかを、彼らは知らないからです。
それで、ローマ人への手紙7章13節のここでは、神は、私たちに命令を与えてくださった一つの理由は、それらの命令と律法によって、私たちの罪が極度に罪深くなるためだ、私たちに語っておられます。
私たちの最高位(いと高き)律法付与者によって永遠に破滅を受けることから、あなたが救われるためには、まさに、あなたの罪がいかに極度に罪深いかを気づかせてもらわなければなりません。そのように正確に気づくことによってだけ、あなたはあなた自身の罪を悔い改めるように導かれるのです。
ああ、多くの「善良で、正直で、礼儀正しい」人たちの愚かさは、何一つ悔い改めもしないで、神に哀れみも許しも頼まず、自分たちは神の好意を受けるにふさわしく、十分に良い人間なのだ、と思うことにあります。
神が、あなたをその愚かさから救ってくださいますように。神が、あなたの欺く、邪悪で治らない心から救ってくださいますように。それぞれ十戒の後に私が書いた祈りの一つ一つを、どうぞ注意深く読んでください。その命令について暝想しながら、また考えながら、あの祈りの一つ一つを、あなたの心から、真剣に祈ってください。さらに、あなたに生涯でその命令を破って行ったことをすべて神のご聖霊があなたに話してくださることをよく聴いてください。私たちはそれぞれ、私たちの創り主なる神に背いて極度に罪を犯しました。ですから、神の律法を徹底して学ぶことによってだけ、自分がまさにどれほど極度に罪深いものかを、十分に気づかせていただくことができるのです。
「全能の神さま、私の創り主、私の律法付与者、私の判事よ、どうぞ、私に律法を教えてください。 どうぞ、聖書全体にわたって書かれたあなたの律法を注意深く学ぶように私を助けてください。どうぞ、私の心と善悪感、人生を完全に調べるために、ご聖霊さまに、自由にあなたの律法を用いていただくように私を助けてください。それによって、私がどれほど極度に罪深いかを示してください。聖書が私に明らかに示す通りに、また、ご聖霊が、私はどれほど極度に罪深いかを教えてくださって、私に罪を悟らせてくださる通りに、自分がどれほど極度に罪深いかを信じる誠実な心を、今、私に与えてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「悔い改めよ。」
神が、私たちの生涯で、神ご自身の律法を実行するようにと定められた最初の一つは、私たちが、まさにどれほど極度に罪深いかを私たちに示して教えてくださることです。もし神の律法が今、あなたはどれほど極度に罪深いかをあなたに示してくださったのでしたら、その時こそ、使徒の働き第17章30節にある、全能の神とその聖なる律法に対してあなたが罪深く反抗したことを悔い改めよ、とあなたに命じておられる私たちの
最高位(いと高き)律法付与者の命令にあなたが従う時です。
「神は、そのような無知の時代を見過ごしておられましたが、今は、どこででもすべての人に悔い改めを命じておられます。」
あなたは、この説教の中で、神の十戒をたった今、読んだばかりですから、もはや神の律法に無知ではないのです。
もしあなたが自分に正直であるならば、律法の一つ一つを、しかもすべてを破ったと、認めなければならないでしょう。私たちはすべて、律法のすべてを破っているのです。 また、神は、私たちが神を知るようにと、見える世界を創造された時に、神ご自身で、神の永遠の力とご自身の神性(神であること)の十分な証拠を置いたと、ローマ書第1章で、私たちに、語っておられるのですから、知らないというのは全く弁解になりません。
しかも、神は、あなたが神の律法に背くときに罪を悟らせる良心を与えて、あなたを創造されました。そういう訳ですから、あなたを救ってくださる、あなたの最高位(いと高き)律法付与者なる神に悔い改めることか、そうでなければ、この方に対して、あなたが反逆し続けることによって、 永遠の地獄の中でこの方によってあなたは滅びるか、あなたは全生涯の究極の選択に直面しています。その選択をよく考える時に、この最高位(いと高き)律法付与者はすべての力に満ちておられることをいつも覚えておいてください。
あなたは、生涯を通して、自分の上に、神が権威ある地位におかれた人たちを「出し抜いた」時、何度も笑ったかもしれません。それによって、あなたは、あなたの両親、先生、および法律施行役員に背いて、何度も逃げました。 たぶん、この人たちがあなたを捕まえて、あなたに罰を与えないことによって、あなたがしようと選ぶどんな罪深く、反抗的な行為でも、とても安全だと思ってしまいます。しかし、あなたは、この最高位(いと高き)律法付与者の律法の長い腕を決して免れないので
すから、安心してください。 神は全能者ですから、あなたを捕まえて、あなたを罰します。確実に、神はあなたが悔い改めない限り、あなたを永遠に滅ぼしてしまわれます。
「全能の神さま、私があなたに背いて罪を犯してから、それを持って逃げることができると思うことの愚かさから、どうぞ、私を救ってください。どうぞ、私が悔い改めないならば、あなたの律法を破ったために、あなたは、まちがいなく、私を確実に滅ぼしてしまわれる、と完全に信じるように助けてください。どうぞ、あなたに悔い改めないすべての人々を待つ永遠の処罰の恐怖を私に明らかにしてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
この罪深い人類の大部分は、悔い改めよ、という私たちの創造者の命令に対して、頑固に反逆していますので、それによって、永遠の地獄の火の中で滅びるのです。罪深い反抗的な人たちは、全能の神に自分たちをただ統治してもらいたくないだけなのです。その代わりに、彼らは自分たちがしたい邪悪なことをただ行って、自分たちが神になりたいのです。悔い改めよ、という神の命令は、人類によって、非常にさげすまれています。
ですから、どうぞ、神の命令へのあのような侮辱がまっすぐ破滅に至ることを、決して忘れないでください。「みことばをさげすむ者は身を滅ぼし、命令を敬う者は報いを受ける。」(箴言第13章13節)
「全能の神さま、私はあなたに叫び求めます、あなたの聖なるみ言葉をさげすむことから私を救ってください。あなたに悔い改めなさいとの私へのあなたのご命令をさげすむことから私を救ってください。主を恐れることを私に教えてください。裁きの日に、生きておられる神の御手の中に落ちることは何と恐ろしいことかを私に教えてください。あなたのご命令のすべてを恐れるように私を助けてください。それらに従うように私を助けてください。悔い改めよ、とのあなたのご命令に従って、それによって、私の罪の許しの報いを受けますように私を助けてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
私の同胞の説教者たちよ、神は、人間との隔たりに立って、このかたくなで反抗的な世代に悔い改めを宣告せよ、と、あなたがたを召し出してくださいました。神は、あなたがたがこの義務を怠るを禁じなさいます。今日、ほとんどの人々が悔い改めない理由の一つは、悔い改めの説教がほとんどないからです。説教者よ、人々の獰猛(どうもう)な顔つきに狼狽しないで、かえって、神があなたに説教せよ、と導いて下さるすべての人に、大胆に悔い改めを宣告する気骨をあなたに与えてくださるように神に呼び求めてください。
「天のお父さま、あなたの説教者たちのために祈ります。あなたが、彼らを導い下さるとおりに悔い改めを説教する時、あなたの完全なご意志を行うように彼らを助けてください。人間との隔たりに立って、大胆に、「悔い改めよ。」と罪人たちを呼ぶ聖なる大胆さと聖なる勇気を彼らに与えてください。自分たちの創造者である神に対して悔い改めることを拒むすべての人々に、その恐ろしい永遠の運命を、彼らがいきいきと表現できる能力を与えてください。そして、どうぞ、あなたの力の雷を、彼らの説教の上に雨のように降らせてください。強い有罪の自覚を、それを聞く人たちの心に送ってください。 失われている魂たちに、あなたに対し悔い改めさせてくださいますように、お祈りします。 アーメン。」
聖書は、キリストとキリストの救いを持たない人々を、「失われた」と呼びます。「 人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。」(ルカによる福音書第19章10節)
失われた友よ、まさに今、キリストがあなたを捜しておられます。あなたを救いたいと強く望んでおられるからです。あなたの永遠の運命は、創造者である神に対して悔い改めるかどうかにかかっています。ルカによる福音書第19章10節において、
世界の救い主は人類に宣言します、「そうではない。わたしはあなたがたに言います。あなたがたも悔い改めないなら、みな同じように滅びます。」2節後に、私たちの主は、強調なさるために、まさに同じ重大なお言葉を繰り返しておられます。私たちの恵み豊かで、哀れみ深い神は、私たちが悔い改めさえすれば、私たちを救うことを非常に強く望んでおられます。
悔い改めの意味は、神に反抗する方向からぐるりと戻り、神に従うために、神のみもとに来ることです。旧約聖書の中で、反抗的な民たちに戻って来るように懇願しておられる神のみ言葉を聴いてください。「彼らにこう言え。『わたしは誓って言う。――神である主の御告げ。――わたしは決して悪者の死を喜ばない。かえって、悪者がその態度を悔い改めて、生きることを喜ぶ。悔い改めよ。悪の道から立ち返れ。イスラエルの家よ。なぜ、あなたがたは死のうとするのか。』」(エゼキエル書第33章11節)あなたに「悔い改めて私に戻って来なさい。」と求めて、あなたの心に話されるので、ちょうど今、あなたの創造者のみ声を聴いてください。失われた友よ、あなたは、神に対して悔い改めるために、使徒の働き第17章30節にある神の命令に従わなければなりません。
悔い改めなさい、という神の命令をよく考え、また、あなたはそのようにしたがらないことを良く考えたら同時に、他の人を不当に扱った時に、あなたはその人に謝るというこの事実を考えてください。あなたは、この生涯で何回人に謝ってきましたか、考えてください。回数を数えることなどまず不可能です。
従って、不完全な人間には、謝りやすいのに、なぜ完全な全能の神にはほんの少しでも謝りたくないのでしょうか??? この方は、あなたを完璧な愛で愛しておられ、あなたが従うために完全で公正な律法をあなたに与えてくださいました。また全能の神は実に恵みに富み、哀れみ豊かに、あなたが悔い改めさえすれば完璧な許しと完全で永遠の救いを与えてくださるのです。あなたには、神に悔い改めないことの弁解の余地は全くありません。ですから、今すぐそれをしてください。
「全能の神さま、 どうぞ、私の心の中に働いて、私が、あなたに真に悔い改めることを助けてください。私が頻繁に他の人には謝っているという事実を思い起こされた後に、もし私が知りながら頑なにあなたに悔い改めることを拒むならば、どれほど重く、あなたの怒りが私の上にあるかを、私に明らかに示してください。
どうぞ、主を恐れることを私に教えるために、今、あなたのご聖霊を送ってください。焼き尽くす火であられる全能の神を私に明らかにしてください。生ける神の御手の中に落ちる事は何と恐ろしい事かを私に完全に知らせてください。あなたに悔い改めることを拒むならば、地獄において私の受ける永遠の処罰が、どんなに恐ろしいかを私に示してください。あなたの無限の力によって、サタンと罪の束縛、私を縛っている自我の束縛をすべて破壊してください。どうぞ今、私を、全く真実に私の心のそこからあなたに叫び求めさせてください。『主なる神さま、私の創り主、私の律法付与者よ、私はあなたのみ前に悔い改めます。あなたの律法を破り、あなたに対して罪を犯しました。どうぞ私を哀れんでください、私を許してください、私の罪から私を救ってください。』 主よ、真剣に、私にこれを祈らせてくださいましたことを、あなたに感謝いたします。私はまた、すべての人たちがあなたのもとに来て、あなたにこの祈りをしますようにと、祈ります。アーメン。」
「キリストに私たちを導く」
次に、神は、律法がキリストに私たちを導く養育係(教師)であるように、と定められました。「こうして、律法は私たちをキリストへ導くための私たちの養育係となりました。私たちが信仰によって義と認められるためなのです。」(ガラテヤ3:24)
信仰によって神の御前に義とされることは、どのように神が、私たち律法違反者が罪から、滅びから救われるようにと、お定めになられたかです。そして、最高位(いと高き)律法付与者であり裁判官にみ前に私たち律法違反者が義とされて立つための方法が一つだけあります。それが神に対して悔い改め、救われるために主イエスキリストを信じることによります。キリストは御子なる神です。キリストはこの世界の救い主です。キリストはだれでも地獄の永遠の破滅に行くことから免れるための唯一の方法です。
使徒の働き第4章12節では、キリストのことを話して、こう言っています、「この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」この地上におられる間、キリストはこのことに関して非常に明らかに教えて、こう語られました、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」(ヨハネによる福音書第14章6節)永遠に滅ぼされるのではなく、永遠に救われるあなたの唯一の望みは、主イエスキリスト、世界の救い主です。どうぞ、私の説教「必要なことは一つだけです。」を読んで、あの説教の祈りをすべて、あなたの心から祈ってください。その中で、救われるためにキリストを信じることについて、さらに詳しく書いています。
「神の御子イエス・キリストのみ名を信じなさい。」
私たち律法違反者が従わなければならない、私たちの最高位(いと高き)律法付与者の最初のご命令の一つは、悔い改めなさい、というご命令です。すでに多くを話しましたので、私たちが従わなければならない、次のご命令を見てください。「神の命令とは、私たちが御子イエス・キリストの御名を信じ、キリストが命じられたとおりに、私たちが互いに愛し合うことです。」
(第一ヨハネの手紙第3章23節)イエス・キリストのお名前を信じることは、キリストを信じること、キリストに私たち信頼を置くことです。生涯においては、生活の必要のために多くの人たちに頼って(信頼して)います、両親、先生、警察官、食料品店の経営者、医者、そのような人々に。似たような方法で、キリストがあなたを永遠の滅びから救ってくださるという、あなたにとって一番重要な一つのことのために、あなたはキリストに信頼しなければなりません。キリストの救いは、他に何よりもあなたにとってはるかに重要なことです。 それがなければ、永久に滅ぼされます。前に揚げたあなたを助けてくれる人たちのリストは、肉体の目で見えるので、彼らがあなたに与えてくれる様々な助けを見ることもできる人間です。しかし現在、私たちはこの肉体の目で主イエスキリストを見ることができません。ですから、私たちが信じるためには、目に見えない神に信仰することが必要なのです。「私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。」(第二コリント人への手紙4章18節)あなたは、一度も見たことがない世界の救い主、主イエスキリストのお名前を信じるためには、信仰の霊の目を働かせなければなりません。あなたがそれをすることを助けてください、と神に頼んでください。
「全能の神さま、 どうぞ、今すぐ来て、私に力を与えてください、そして、あなたのご子息のお名前を信じなさい、というあなたのご命令に従えるようにしてください。どうぞ、見えないものを見るための、また、ただキリストさまのもとに来て、信じるならば、私を救う用意をして立っておられる救い主を見るための霊の透察力(とうさつりょく)を与えてください。キリストさまが、存在する最も偉大な愛で私を愛しておられることを、また、その愛の中で、キリストさまが十字架の上でご自分のいのちを私に与えてくださったことを見るように助けてください。どうぞ、今、確実に、あなたご自身を私に明らかにして、私の心に話してください。キリストさまが私にとってどれほど必要な方であるかを私に教えて、今、私の信仰と信頼を置くことが私にとって、どれほど緊急なのかを示してください。どうぞ、私をキリストさまに引き寄せてください。どうぞ、私の心の中に、キリストさまを信じたいという本物の願いを創ってください。また、キリストさまを私の主、救い主として信じるための信仰を私に与えてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
ガラテヤ人への手紙第3章24節を忘れないでください。「こうして、律法は私たちをキリストへ導くための私たちの養育係となりました。私たちが信仰によって義と認められるためなのです。」存在する最も偉大な愛で、キリストは私たちの代わりに、
私たちの罪の罰を受け、同時に、十字架上で苦しまれたあの残忍な死によって私たちの罪に対する神の怒りを受けてくださったのです。あの処罰と肉体の死をとられることによって、キリストはあなた(これまで生きた人、およびこれから生きる人のすべて)のための身代わりとなって「滅ぼされました」。私の言うことを聞いてください! 主イエス・キリストはあなたをそんなにも多く愛しておられるので、彼は、滅ぼされなくても良いように、あなたの代わりに、あなたのために滅ぼされることを進んで選んでくださったのです。「人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。」キリスト自身が、ヨハネによる福音書第5章13節でこれらのお言葉を話されました。誰一人としてイエスさまのようにあなたを愛す人はいません。 イエスさまはご自身を代わりに滅ぼされるために渡されたのです。 従って、あなたの罪の処罰を受けることによってあなたは滅ぼされる必要はありません。 キリストが、あなたの罪から潔めるために、ご自身の聖い、無罪の血のすべてを注いでくださったのです。それゆえ、あなたを救うキリストに信頼を置くことによって、神の御前に義とされます。さらにそれによって、滅ぼされるのではなく、救われるのです。神は、救うことも滅ぼすこともできるすべての力を持っておられます。神は、すべての人間に対して、二つのうちのどちらかをなさいます。神は、世界の救い主、主イエス・キリストに信頼を置く人をすべてお救いになります。しかし、キリストを拒絶する人をすべて滅ぼされます。中道はありません。あなたは生命のこの非常に重要な問題を無視できません。キリストを単に無視することは、キリストをまったく拒絶すること
になります。今こそ、主イエスキリストを信じてください。延期しないでください。明日の約束はありません。神は誰も滅びることを望んでおられません。神の願いはあなたがキリストを信じて、全能の神によって永遠に救われることです。
「全能の主なる神さま、私は主イエスキリストに私の信仰を置いて信じたいです。どうぞ、今、私の心の中にその信仰を創ってください。そして完全にキリストさまに信頼することができるようにしてください。私は、人間としてこの地上を歩かれたイエスキリストさまが唯一、真の全能の神であることを告白します。私は、今、私の救いのためにキリストさまを信じることを、また、私の主、私の救い主、私の神としてイエスキリストさまを信じることを告白します。どうぞ、私の不信仰を助けてください。私の生涯をキリストさまの御手の中に全く置いて、神の救いの硬い岩の上に硬く立つために、私に強い、動揺しない、疑わない信仰を私に与えてください。主なる神さま、私のこの祈りを聞いてくださり、答えてくださいましたことを感謝します。あなたご自身が私を受け入れてくださいましたことをあなたに感謝します。主イエスキリストの中にある信仰と、救い、永遠の命の、あなたの無料の賜物を私に与えてくださいましたことをあなたに感謝します。アーメン。」
以前に、それがとても重要なので、私はガラテヤ人の手紙第3章24節にある聖書を書きました。 さあ、次の2つの節を読んでください。 「しかし、信仰が現われた以上、私たちはもはや養育係の下にはいません。あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもです。」(ガラテヤ人の手紙第3章25-26節)すべての人たちが神の子どもとは限りません。地上の生涯が終わって、すべての人たちが天国あるいはパラダイスの向かっているとは限りません。主イエスキリストに信頼を置いて、信じる人たちだけが神の子どもなのです。彼らだけが、天国に行く唯一の人たちです。彼らだけが、将来、完全な、天国の喜びに満ち溢れた生命を楽しむ唯一の人たちなのです。キリストは、この地上におられる間、ご自身に反対する者たちと、ご自身を拒絶する者たちに、非常にはっきりと話されました。「あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者である」(ヨハネによる福音書第8章44節)と。主イエスキリストに信仰を置かず、信じないで神の子どもになった人たちはすべて、悪魔の子どもです。全能の神はこの者たちを永遠に続く破滅で滅ぼされます。
『心を尽くしてあなたの神である主を愛せよ。』
キリストがここ地上におられた時、一人の律法の専門家が、キリストのもとに来て、尋ねた、『先生。律法の中で、たいせつな戒めはどれですか。』(マタイによる福音書第22章36節)
なぜなら、神に従うことが生涯の中で、私たちがする最も重要なことだから、キリストが第一の、偉大な命令を言われたことをどうぞ注意深く読んでください。「そこで、イエスは彼に言われた。『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』これがたいせつな第一の戒めです。」
(37−38節)あなたの創造者のこの命令に従うよりも、あなたがしなければならないことで、これ以上重要なことは他にありません。どのようにそれに従ったらよいかをあなたに教えてくださるように、また、それをするのを助けてくださるように神に頼んでください。
「天のお父さま、 神の愛を私に教えてください。私の心の中で私にお語りください。 どれほどあなたが私を愛してくださっておられるかを教えてください。また、どうぞ、どのようにあなたを愛したらよいかを私に教えてください。すべての心を尽くして、すべての魂を尽くして、すべての知力を尽くして主なる神を愛することによって、どのようにあなたのこの第一の偉大なご命令に従ったらよいかを私に教えてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「聖書の神の聖なる書き物は、神を愛するとは私たちにとってどういう意味かを、私達に正確に話してくれます。この第一の偉大なご命令に従うために、何を私たちがしなければならないかを聖書は私たちに正確に教えてくれます。「神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません。」(第一ヨハネの手紙第5章3節)神を愛するとは、神の命令に従うことです。 従って、毎日、ゆっくりと注意深く聖書を読んでください。神が、何かを、私たち信者に行うように命令なさることを読むたびに、その命令についての完全な理解をあなたに与えてくださいと、神に祈ってください。さらに、それを完全に従えるように神があなたを助けてくださるようにと、祈ってください。あなたの創造者なる神に従うことによって、ここ地球上に持つことができる最も多く祝福された人生があなたに与えられます。さらに、天国で永久にあなたが頂いて楽しむ多くの永遠の報酬が与えられます。
「天のお父さま、私は主イエスキリストに信頼を置くことによって、神さまの子どもになりましたので、私は今、本当にあなたを私の『お父さん』と呼べますことをあなたに感謝します。どうぞ、聖書にあるあなたの命令を守り、従うことによってあなたを愛するように私を助けてください。毎日あなたの聖書を読んで学ぶことを助けてください。私がそうする時、その意味を私に教えてくださるために、どうぞ、あなたの聖霊を送ってください。今、キリスト信者である私の所有となった聖書にある命令のすべてを見分けるために、どうぞ天から神さまの見分ける力を私に与えてください。ご命令のすべてに従う心と願いを与えてください。私がそのご命令に従うことができるために神さまのお力によって私に力を与えてください。私はこれらの事を他の人たちすべてのためにも祈ります。 アーメン。」
「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」
神の第一の偉大な戒め(命令)を私たちに話されてから、キリストは第二の最も重要な命令は何かを私たちに教えられました。
「『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」(マタイに
よる福音書第22章39-40節)もう一度、この命令に従うためには私たちが何をすべきか 聖書はまさに正確に語っています。「自分にしてもらいたいと望むとおり、人にもそのようにしなさい。」(ルカによる福音書第6章31節)自分にしてもらいたいと望むとおり、他の人にもしなさい。人々があなたを扱ってほしいように親切で、公正な方法で人々を扱いなさい。人々があなたを扱ってもらいたくないことを人々にしてはならない。これが、私たちが神の第二の偉大な命令に従う方法です。
「天のお父さま、どうぞ、あなたのこの第二の偉大な戒めに従うように私を助けてください。どうぞ、私が私自身を愛しているように他の人々を愛すように私を助けてください。どうぞ、他の人の福祉について心配して、この人たちを助けるためにできることをするように私を助けてください。人々を親切に、公正に扱うように私を助けてください。 私にしてほしくない事を他の人にもしないように私を助けてください。毎日、栄光の望みである、私の中におられるキリストを他の人々に現(あら)わすように私を助けてください。私はすべての他の人々をこれにも祈ります。 アーメン。」
神に全く従い、神の導きにいつも従うために、神にあなた自身を完全にささげなさい。神について、神が私たちにするように命じられる事すべてについて学ぶために、聖書を規則正しく、多く読みなさい。聖書を読み始める度に、祈って、あなたが読もうとする聖書の意味を教えてくださるように神に頼みなさい。
神があなたを用いて、主イエスキリストに他の人々を導いてくださるように祈りなさい。霊の成長をして、神のために霊の実を結ぶことができるために、あなたを助けてくださるように神に頼みなさい。神が願われる通りにあなたの生涯を用いてくださるように祈りなさい。霊の成長をして、神のために霊の実を結ぶことができるために、あなたを助けてくださるように神に頼みなさい。神が願われる通りにあなたの生涯を用いてくださるために、神にあなた自身を完全に捧げなさい。私が常に神の導きを見分けて、従って行くように、また、私の生涯のために神の聖いご意思をおこなうように、どうぞ私のために祈ってください。神があなたを導いてくださる通りに他の人たちにこの説教について話して、その人たちがそれを読むように祈ってください。救いのためにキリストに来ない故に、自分の罪の処罰を受けるために地獄に行く人々の永遠の運命が、どんなに恐ろしいか。神の助けと導きを頂いて、全能の神は滅ぼすのではなく、救うためなのですから、キリストに人々を導くために私たちができることをすべて行いましょう。
「天のお父さま、私は、全くあなたに従い、常にあなたの導きに従っていくために、あなたと私の主であり救い主イエスキリストさまに、私の全存在を完全に捧げます。どうぞ、毎日あなたの聖書を読むことを助けてください。そして、私があなたの聖書を読む時、 どうぞ、聖霊を送って、意味を私に教えてくださり、あなたが私に行うように命じられることをすべて私に教えてください。どうぞ、私の中にすべてのことであなたに従いたいという自発的な心を、創造してください。
霊の成長をして、キリストに他の失われた魂を導くことによって、神のために霊の実を結ぶことができるように、私を助けてください。私のために戦って、偉大な霊の勝利を私に与えてください、私は祈ります。 間違いなく、私は、いと高き律法付与者が、私を公正に裁いて、私を良しにつけ悪しきにつけ、自分の身体に行ったすべての事で私を裁かれる時、審判の場に現れるという、重大で、厳粛な確信をいつも心に留めるように私を助けてください。私のために戦って、偉大な霊の勝利を私に与えてください、私は祈ります。 間違いなく、私は、いと高き律法付与者が、私を公正に裁いて、私を良しにつけ悪しきにつけ、自分の身体に行ったすべての事で私を裁かれる時、審判の場に現れるという、重大で、厳粛な確信をいつも心に留めるように私を助けてください。私があなたを恐れて、すべての罪を捨てるために、主の恐ろしさを私に教えてください。私が、他の人々を説得して滅ぼされるのでなく、救われるように、悔い改めて、キリストを信じさせるために私ができるすべてをするように、神の恐ろしさを私に教えてください。私は、あなたがみこころの通りにそれを取り扱ってくださるように私の人生をあなたの御手に完全に委ねます。 私は、他のすべての人たちも完全にあなたにお従いすることを祈ります。私の祈りを聞いてくださいましたこと、また、あなたが護衛子運ために私の人生を取り扱ってくださるそのすばらしいことのためにあなたに感謝します。アーメン。」
「主とはいったい何者か。私がその声に従わなければならないとは。」
出エジプト記は、私たちのために記録しています。どのように、主なる神が、エジプトから、ご自身の選ばれた民を奴隷の状態から導き出す用意ができた時、神はご自身の選ばれた指導者、モーゼをエジプトの君主、パロ王に神の民を生かせよ、という最後通告を持って遣わされました。「その後、モーセとアロンはパロのところに行き、そして言った。『イスラエルの神、主がこう仰せられます。『わたしの民を行かせ、荒野でわたしのために祭りをさせよ。』』
(出エジプト記第5章1節)強力なパロ王は、彼の創造者、全能の神からの最後通告には少しも感銘を受けませんでした。「パロは答えた。『主とはいったい何者か。私がその声を聞いてイスラエルを行かせなければならないというのは。私は主を知らない。イスラエルを行かせはしない。』」
強力なパロ王は、彼の創造者、全能の神からの最後通告には少しも感銘を受けませんでした。「パロは答えた。『主とはいったい何者か。私がその声を聞いてイスラエルを行かせなければならないというのは。私は主を知らない。イスラエルを行かせはしない。』」パロはその当時、地上で最も強力な人間の支配者であると思われていました。誰一人パロに何をすべきか話す者はなかった。パロが他の皆に何をすべきか話した。何と悲惨なことか、彼は宇宙のいと高き律法付与者を知らなかったという、ここの彼の告白は。悲しいことに、パロは、もし自分の創造者に従うことを拒むならば、永遠に滅ぼされることを知らなかったとは。全能の神がエジプトを着実に滅ぼして、それから、海底にパロとその軍隊を最終的に溺死させておられるのを見るために、出エジプト記第5章から15章までを読んでください。「モーセが手を海の上に差し伸べたとき、夜明け前に、海がもとの状態に戻った。エジプト人は水が迫って来るので逃げたが、主はエジプト人を海の真中に投げ込まれた。水はもとに戻り、あとを追って海にはいったパロの全軍勢の戦車と騎兵をおおった。残された者はひとりもいなかった。」(出エジプト記第17章27-28節)どれほど彼らが偉大であろうとも、神は律法違反者の残らずすべてを滅ぼされます。あなたが神の律法を破ったことを悔い改めなければ、神はあなたを滅ぼされます。あなたが全能の神と戦い、神があなたと戦うのです。そして神は確実に勝ち、あなたは明確に負けます。
「 主はいくさびと。その御名は主。主はパロの戦車も軍勢も海の中に投げ込まれた。えり抜きの補佐官たちも葦の海におぼれて死んだ。大いなる水は彼らを包んでしまい、彼らは石のように深みに下った。主よ。あなたの右の手は力に輝く。主よ。あなたの右の手は敵を打ち砕く。あなたは大いなる威力によって、あなたに立ち向かう者どもを打ち破られる。あなたが燃える怒りを発せられると、それは彼らを刈り株のように焼き尽くす。」
(出エジプト記第15章3-7節) 神の属性によると、私たちの最高位(いと高き)神は戦いの人です。昔に遡ると、人類の大部分はこの戦いの人に対して反逆し、戦ってきました。そうした人たちは一人残らずすべて完全に滅ぼされたか、これから滅ぼされるのです。
哀れみと恵み、救いがすぐ終わりへと来る時には、この最高位(いと高き)律法付与者は、ご自身が創造された人類の側のどのような罪も、もはや全く許しません。神はその時、この罪に溢れた世界を破壊して、悔い改めないままの一人残らず永遠の火の池に投げ入れます。たとえあなたが人生で何をしても、それが起こってほしいとは思いません。今は救いの日です。ですから、今、あなたを救ってくださる、この最高位(いと高き)律法付与者を呼び求めなさい。
(これは説教、「最高位(いと高き)律法付与者」の終わりです)